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いつものメイクでまぶたがかぶれたのは成分のせいだったの?考えてみた

      2016/07/20

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この冬、いつものメイクでまぶたが炎症を起こして、赤く腫れてしまって皮膚科へ行ったという話をしました。(その時の記事はこちら)

睡眠不足やストレスが原因だったのかな?と考えていた私ですが、実はメイクに使ったものの成分によってかぶれることがある、という話を耳にしたんです。

もしかして、メイクの成分も関係あったのかな?と思って、今回はメイクの成分とまぶたのかぶれについて考えてみました

当日のメイクの成分について考える

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さて、では当日のメイクと、その成分について考えてみます。

メイクに使った成分にかぶれた?

あの時かぶれたのは、まぶた。
 
もともと乾燥性敏感肌のうえにアレルギー持ちでアレルギー性結膜炎になりやすいというのもあって、

アイライナーは使わない
マスカラは使わない
低刺激性のものを選ぶ

・・・という風にメイクには気を付けていました。
 

アイライナーを使わないようにしていたのは、ペンシルタイプだとラインを描く時にまぶたに負担がかかるからと、粘膜付近に化粧をするとかぶれやすかったからです。

マスカラは、どうしてもメイクを落とす時に落ち辛かったので、できるだけ使わないようにしていました。
 

なので、当時まぶたに塗っていたのは【ファンデーション】【アイシャドウ】のみです。

・・・が、かぶれたのはまぶただけなので、アイシャドウの成分について調べていきたいと思います。
 

アイシャドウの成分

まぶたがかぶれた日に使っていたのは、ずっと使い続けていたオルビスのアイシャドウです。ツイングラデーションアイカラーのゴールドブラウンというお色です。

オルビスのアイカラーは、油分不使用で保湿成分も入っているんですよね。しかも発色がいいんです。

敏感肌の方にも使っている方が多いみたいで、私ももう何年も使い続けていました。
 

オルビスのアイカラーの全成分は・・・

タルク、ワセリン、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、合成金雲母、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、イソステアリン酸水添ヒマシ油、ヒアルロン酸Na、スクワラン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ビサボロール、ハイドロゲンジメチコン、メチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー、シリル化シリカ、トリメチルシロキシケイ酸、ジメチコン、シリカ、トコフェロール、セスキイソステアリン酸ソルビタン、+/-:マイカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、ホウケイ酸(Ca/Na)、ホウケイ酸(Ca/Al)、酸化スズ、硫酸Ba、グンジョウ、コンジョウ、赤202、赤226

 

まぶたがかぶれた後に使っているエトヴォスのミネラルアイカラーの全成分は・・・

マイカ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ホホバ種子油、オリーブ果実油、(+/-) 酸化チタン、水酸化Al、酸化鉄

オルビスとエトヴォスのアイカラーの成分を比較

オルビスとエトヴォスのアイカラーの全成分を見比べてみると・・・タルク、酸化チタン、マイカなんかが共通していますね。ということは、これらの共通した成分マイカ・酸化チタン・酸化鉄は大丈夫みたいです。
 

かぶれた日に使っていたアイシャドウに入っていて、現在使っているアイシャドウに入ってない成分はというと・・・タルクとタール系色素になります。

ちなみに、今使っているミネラルアイシャドウを買ったエトヴォスの公式サイトには、「タルク、合成界面活性剤、防腐剤、タール系色素不使用」と書かれてました。

タルクってなに?

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タルクって何なのかというと、滑石(かっせき)という天然の鉱石を粉にしたもののことです(上の写真はファンデーションです。タルクの粉は白色です)。

この滑石は、昔から「おしろい」として使われてきました。そして現在でも、多くのファンデーションやアイシャドウなどに使われています。

安全度も高く、消炎作用もあるそうで、ベビーパウダーにも使われています。
 

なぜタルクフリー商品が増えてきたの?

タルフ不使用、タルクフリーなどど書かれているのを見ると、「タルクって使ってない方がいいのかなぁ?」なんて思いがちですよね。

そもそもなぜタルクを使わない方がいいという意見があるのかというと、タルクの中にアスベスト(石綿)が混入されていた事例があったからのようです。

肌につけるのが悪いとかじゃなく、アスベストが入ったファンデーションの粉を吸い込まないように、ということらしいです。
 

ただ、それも何十年も前のことで、しかも韓国の化粧品の話だったらしく・・・現在の国産の化粧品については、心配いらないんじゃないかなぁというのが私なりの考えです。
 

タルクは原因の一部だったの?

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色々と調べてみたところ、体質的にタルクが合わないという方もいました。

・・・が、私、ずっと何年もオルビスのアイカラーを使ってきていたんですよね。これだけは他のメーカーじゃなくずっとオルビス一筋だったんです。刺激がなくて使いやすいし、発色がすごく良かったので。
 

ただ、タルクは肌を乾燥させることもある、といったことも指摘されているようです。

もしそうであれば、ただでさえ乾燥が進んでいたまぶたに、タルク配合のファンデーションを塗り、そこへさらにアイシャドウを塗ったことも、かぶれの一因となった可能性もあるかもしれません。
 

もう一つの可能性、タール色素

もう1つの可能性として、タール色素(タール系色素)も考えられます。
 

タール色素というのは、化粧品によく使われている合成着色料のこと。

アイシャドウの原材料に、「赤202、赤226」と書かれていますが、これがタール色素です。原材料の欄には、「○色+数字+○号、○色+数字」などと表記されます。
 

タール色素に反応してかぶれてしまう方もいるということなので、もしかしたら当時は私の皮膚の状態が悪かったということもあり、今までなら大丈夫だったタール色素に敏感に反応してしまったという可能性もありそうです。

これからの対処法まとめ

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以上の点を踏まえ、これからまぶたがかぶれないようにする方法を考えてみました。

秋~冬の乾燥の時期は、特に注意して保湿をしっかりする

肌の為に、できるだけ食事や生活習慣に注意する

肌に負担の少ない、無添加にこだわったスキンケアやミネラルコスメを使う

メイクはできるだけあれこれ塗らずに少なめに、できるだけ石けんだけで落とせるものを使う

肌の調子が悪い時だけでも、普段使っているコスメではなくミネラルのものを使う

もしかぶれたり皮膚症状が出た場合は、その時に使っていた化粧品をメモっておく。そうすれば、あとで成分を調べて、自分の肌に合わない成分を見つけられる

かゆみなどが出れば、皮膚科へ行き薬を処方して貰い、悪化する前に早く治す
 

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