乾燥性敏感肌の30代女性による美肌情報局★

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その原因、腸にあり!3時間SPでやっていた美肌と腸の関係をまとめました

      2016/07/18

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昨日の晩(2016年3月29日)、「その原因、腸にあり!3時間SP」というテレビ番組がやっていました。

その中で、美肌と腸の関係についてのコーナーがありまして、女性の肌の悩みについて取り上げられていました。

女性の肌の悩み1位が「シミ」で、次が「たるみ」、そして「毛穴」「カサつき」「シワ」と続きます。

 

今回は女性が一番悩んでいる「シミ」について特に詳しく取り上げられていましたが、腸内環境を改善することにより肌のターンオーバーの乱れや肌荒れを改善し、その結果シミの数が減るとのことでしたので、

肌に関するいろんな悩み(乾燥肌や敏感肌など)についても同じく改善できる情報であるということで、ここに放送内容をまとめますね。

シミの原因は活性酸素とターンオーバーの乱れ

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シミの原因は大きく分けて2つで、肌の活性酸素と、ターンオーバーの乱れなんだそうです。
 

活性酸素とは紫外線を浴びたりストレスを受けると発生する、いわば体のサビ。

この活性酸素からの攻撃を防ぐため、細胞は茶色いバリアを張るのですが、これがお肌が日に焼けた後に茶色くなった状態のことです。

 

正常な肌ならおよそ1ヶ月で細胞分裂を繰り返し、バリアを張った茶色い細胞を角質として排出します。

これがターンオーバーですね。
 

ターンオーバーが乱れると、茶色いバリアを張った細胞が正常に排出されず、表皮や肌の奥にシミとして残ってしまうんです。

また、ニキビをつぶしたり傷つけてしまうことで、色素沈着し、シミになるケースも。

 

乾燥肌だと肌も過敏になって敏感肌に傾いてしまいますし、なによりターンオーバーも乱れがちです。

だから、乾燥肌だとシミができやすかったりするんですね。私も頬や鼻のあたりに、シミがけっこう多いです・・・。
 

肌荒れ、その原因、腸にあり

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順天堂大学医学部付属の小林教授によると、「肌は腸を写す鏡」だといわれているんだそうです。

腸内環境が悪くなると、ものすごく肌にダメージを受ける、とのことで、「肌荒れの原因は腸にある」ということらしいんです。
 

腸内環境が良くなると、血流が良くなり、肌のターンオーバーがスムーズにおこなわれ、その結果、肌荒れに効果的なんだそう。

反対に腸内環境が悪くなれば、肌のターンオーバーのサイクルも乱れ、肌が荒れてしまう原因に・・・。

 

ということは、腸内環境を整えれば、ターンオーバーが正常化し、その結果、シミの数を減らすことができる可能性があるということなんです。

しかも、みんな大好きな”あのお菓子”で、腸内環境をよくすることができるというんです。
 

腸内環境が良くなってターンオーバーが正常化することは、ターンオーバーの乱れがちな乾燥性敏感肌の私にとっても、すごく嬉しい話です!

しかもお菓子でそれが叶うなんて、夢みたいな話ですよね。

腸内環境改善に効果のあるお菓子とは

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食べるだけでシミが減る?!そんな夢のようなお菓子が紹介されました。

それはなんと、チョコレート!!
 

チョコレートに含まれるカカオの中には、
カカオプロテイン
カカオポリフェノール

・・・という成分が含まれているんです。

この2つの成分が、腸内環境を良くしたり活性酸素を減らすことができるそうなんです。

 

◆カカオプロテイン・・・消化されないタンパク質を多く含むので、大腸に達して腸内細菌によって利用される⇒腸内環境を改善⇒ターンオーバーを正常に

◆カカオポリフェノール・・・抗酸化成分の1種。体の中で吸収されると、皮脂の酸化を抑える効果が期待できる(シミのもとである活性酸素をたつ)

サトコのワンポイントアドバイス!

活性酸素が増えると、体内の脂肪が酸化して「過酸化脂質」という物質になります。

この過酸化脂質は細胞の内部まで浸透するので、肌の細胞である角質層まで侵入してきて、角質が本来持っている「水分を保持する機能」にダメージを与えてしまうんです。

ですので、活性酸素をたつというのはシミだけではなく、乾燥肌にもすごくいい効果があるんですよ。
 

もちろんターンオーバーの正常化も、乾燥肌や敏感肌にも効果的。

ターンオーバーの乱れによりバリア機能が未熟な肌は、乾燥に弱く外部からの刺激にも弱いですからね。

オススメのチョコはダークチョコ

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肌荒れに効果的なチョコは、チョコはチョコでもカカオ70%以上のチョコレートなんだそうです。

何でも、含まれているポリフェノールの量がすごく多いらしいんですよ。
 

100g当たりで計算すると、
コーヒー 89,5mg
赤ワイン 180mg
リンゴ 220mg
チョコ(カカオ70%以上のもの) 840mg

・・・ということで、ダントツでダークチョコレートのポリフェノール量が多いんです。
 

チョコとニキビの因果関係は?

チョコを食べるとなると気になるのが、ニキビですよね。

よくチョコを食べるとニキビができるというイメージが強いですが、専門家が言うには「チョコレート摂取とニキビの関係は、現在の研究では関係ないということが報告されている」んだそうです。

ただ、皮脂の増えるような食事はニキビを誘発するので、脂質や糖質が多い食事はニキビの原因になると考えられているそうです。

乳脂肪分や砂糖ができるだけ控えめの、カカオ70%以上のチョコレートがいいみたいですね。

ダークチョコでシミが減るか実験

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ここで、キンタロー。さんと木村好珠さんの2人で、カカオ70%以上のチョコを食べ続けるとシミは減るのか?という実験が行われました。

実験のルールは以下の通りです。

1、チョコはカカオ70%以上のものを使用
2、チョコは1日に25g摂取(目安として板チョコ半分ほど)
3、実験期間は4週間

毎日カカオ70%以上のチョコを25g食べてもらい、4週間後にシミが減ったかどうかを調べます。

ちなみにシミの数の調べ方ですが、特殊な装置を使って、表面だけでなく肌の奥に隠れたシミの数まで調べます。

 

キンタロー。さんの実験前後のシミの数は・・・

◆実験前の測定
表面に見えるシミが138個、紫外線によるシミの数が469個、ニキビをつぶして色素沈着した茶色いシミが532個、ニキビの素である過酸化脂質の数が675個
↓↓↓
◆実験後の測定
表面に見えるシミが128個、紫外線によるシミの数が445個、ニキビをつぶして色素沈着した茶色いシミが479個

なんと、すべてのシミの数が減少しましたよ!

 

木村好珠さんの実験前後のシミの数は・・・
◆実験前の測定
表面に見えるシミが141個、紫外線によるシミの数が392個、ニキビをつぶして色素沈着した茶色いシミが393個、ニキビの素である過酸化脂質の数が3370個
↓↓↓
◆実験後の測定
表面に見えるシミが157個、紫外線によるシミの数が409個、ニキビをつぶして色素沈着した茶色いシミが425個、ニキビの素である過酸化脂質の数が2239個
 

一般の被験者3人も参加しましたが、全てのシミが減った方もいれば、変化がなかったり少し増えたりと、人によって結果にばらつきが大きかったです。

先生方によれば、個々の腸内環境の違いが関係しているのではないかとのことでした。
 

まとめ

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さて、ここまでまとめてきた「腸内環境と美肌の関係」ですが、やはり腸と美肌には大きな結びつきがあるようですね。

「腸は血液の質をも決めている」と言われているんだという話を、腸のスペシャリストの先生が言っていたのが印象的でした。
 

乾燥性敏感肌の私ですが、ついつい外側からのケアばかり気にしがちなんです。

でも、内側からの体のケアというのも、すごく大切なんですよね。

そんなことを改めて教えられた、今回の番組でした。
 

また、チョコレートで美肌に近づけるというのも素晴らしいですよね!

チョコというと体に悪いお菓子というイメージがあったんですが、カカオ70%以上のものなら美肌にも腸内環境にもいいなんて。

私はチョコといえばミルクチョコを食べていたんですが、これからはダークチョコを選んで買ってきたいと思います。
 

そんなこんなで、2016年3月29日放送の「その原因、腸にあり!3時間SP」でやっていた美肌と腸の関係についてのコーナーについてのまとめを終わりたいと思います。
 
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