おは朝でアトピー性皮膚炎の原因と対策をやってました
2016/07/20
「おはよう朝日です」で、「意外と知られていない!アトピー性皮膚炎の原因と対策!」というコーナーをやっていました。
かなり分かりやすく説明されていたので、ここにまとめたいと思います。
アトピーの原因・悪化要因とは
まず、アトピー性皮膚炎の原因・悪化要因として考えられるものが、8つ紹介されていました。
1、 食べ物・・・卵、牛乳、豆類など
2、 化学物質・・・新築、改装、芳香剤、タバコ、排気ガスなど
3、 吸入抗原・・・ダニ、羽毛、カビ、ペット、花粉など
4、 精神的要因・生活習慣・・・トラウマ、ストレス、睡眠不足、過労など
5、 接触抗原・・・合成洗剤、化粧品、衣類、フケなど
6、 金属・・・義歯、アクセサリー、ピアスなど
7、 物理的要因・・・気候の変化など
8、 感染症・・・ウイルス、細菌など
これら8つの要因のうちのいくつかが、複合的に重なってアトピー症状に繋がっているとのことでした。
ちなみに、これ以外に【遺伝的要因】も重なっているんだそうです。
症状が出る時とは
皆さんそれぞれ、生まれながらに持っている「体質」がありますよね。
体質によって、これらの8つの要因に対して、どれだけ許容できるかというのが違ってくるんだそうです。
つまりは、もともと親もアトピー体質で、体質として花粉に弱かったり肌がもともと弱い、というのがあるとします。
すると、体質的に強い人に比べると、少しの原因で症状が出てしまうということです。
ちなみに体質は年齢によっても、情緒の安定感や健康状態によっても変化するとされているそうです。
つまりは、いつもなら体質的に強い人でも、ちょうどストレスフルな生活が続いて免疫力が落ちていたのでアトピー症状が出た。・・・などということが起こりうるということです。
どうやって原因を突き止めるのか
これら8つの要因のうち、どれとどれが自分のアトピー症状の要因となっているんだろう?と考えてみましょう。
まず、「食べ物」「化学物質」の2つの要因によって、アトピー症状が出ている人が多いんだそうです。
食べ物の3大アレルゲンと言われているのが、「卵」「牛乳」「豆類」です。
まずはこれらを疑ってみるといいかもしれませんね。
疑い方としては、「好きで毎日たくさん食べているもの」をまず止めてみるのがいいそうです。
というのも、【大好きでよく食べる=食べる量が多い=許容量より多く摂取してしまっている】となってしまっている場合が多いからなんだそう。
例えばコーヒーが大好きで毎日飲んでいた方が、コーヒーをやめた途端にアトピー症状が出なくなったこともあるんだとか。
他にもまず疑ってみるべき食べ物や飲み物として、
・ 小麦(パンなども含める)
・ 肉
・ 魚
・ 甘いもの(ケーキなど)
・ コーヒー
・ ジュース
・ アルコール
・・・などが挙げられていました。
何を食べたかノートに書いておこう
これらのどの食品がアトピー症状に繋がったのかを知るために、毎日何を食べているのかをメモっておくことが大事です。
というのも、食べてすぐにアトピー症状が出るという訳ではないからです。
昨日食べたものが原因で、今日アトピーが出たのかもしれません。
なので、毎日何を食べたかを記録しておくことが大事なんだということです。
私の場合の要因を考えてみた
私の場合のアトピー症状の要因や原因を考えてみました。
まず、私の父親がかなり皮膚が弱く、アトピー体質なんです。なので、かなり遺伝的要因が大きいのではないかと思います。
それから8つの要因で考えてみたんですが、ハウスダストと花粉にアレルギーを持っているんですよね。
これは小さい頃に受けたアレルギーテストで言われたらしいんですけど。
あとは、眼科にかかった時に、杉科の花粉に特に反応していると言われました。
ただ、我が家は田舎にある家なので、もはや山の中に住んでいるような感じなんです。花粉が避けられません。
なので対策として、1日中空気清浄機をかけています。寝ている時もです。
こうするようになってから、確かにアトピーもそこまで頻繁に出なくなったような気がします。
あとは、季節ですね。私は乾燥の激しい冬だけ、アトピー性皮膚炎になるんです。
夏などは全く大丈夫です。
最後に、今こうして番組を見て気付きましたが・・・もしかしたら、お菓子の食べ過ぎにも原因があるのかもしれません。
お菓子を半端なく食べ過ぎちゃう時に、アトピー症状が出てた気がする・・・。
き、気を付けなければ・・・。
アトピー治療のポイント
アトピー治療のポイントは、皮膚科で処方して貰った塗り薬などの対処療法を行いつつ、根本的な原因は何なのかを突き止めていくことなんだそうです。
対策の優先順位としては、
1、 悪化要因の除去(卵が原因なら食べないようにするなど)
2、 スキンケア
3、 外用薬
4、 内服薬
・・・となるそうです。
根気よく、何が原因なのかをつきとめていくことが大事だということでした。
私は今まで食べ物対策をしたことがなかったので、もう少しアトピーの原因の1つかもしれないという意識を持って、何を食べ過ぎているかなどに気を付けてみたいと思います。