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林修の今でしょ!講座でやっていた3大ナッツと美肌の関係についてまとめました

      2016/07/18

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昨日(2016年5月10日)の『林修の今でしょ!講座』という番組で、「最新研究で分かった!3大ナッツ 栄養はこんなにもスゴかったSP」をやっていました。

そこで3大ナッツとして【アーモンド】【マカダミアナッツ】【クルミ】が紹介されていたのですが、美肌にとても効果のあるナッツがあったので、美肌情報についてここにまとめたいと思います。
 

豆とナッツの違いは?

ナッツは木の実で、豆はマメ科の植物の種であるということです。木の種なのか、草の種なのかという違いなんだそうです。

一般的に【ナッツ】と言われるものには、

クルミ
ピスタチオ
ヘーゼルナッツ
マカダミアナッツ
カシューナッツ
アーモンド

などがあります。
 

豆とは違って、調理をせずに手軽に食べられるのが特徴です。

アーモンドで美肌。食物繊維で腸をキレイに

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まず紹介されたのが、アーモンドです。

食物繊維が多い食べ物といえば、まず思いつくのがゴボウですよね。アーモンドに含まれる食物繊維の量は、なんとゴボウの2倍ほどにもなるんです!
 

しかも、アーモンドの中には

水溶性食物繊維(水に溶ける)=余分なコレステロールなどを包み込んで、体積を増やして腸を刺激しながら体外へ排出
不溶性食物繊維(水に溶けない)=腸内にこびりついた老廃物をかき出す

・・・の、2種の食物繊維がどちらも含まれているのが大きな特徴です。
 

アーモンド1つで2種類の食物繊維が摂れるなんて、手軽でいいですね。

腸内環境が良いことは、美しく健康な肌を作るには大切なことですし、しかもアーモンドにはビタミンEも豊富に含まれていますから、ぜひとも取り入れたい食材ですね。
 

ヨーグルト×アーモンド

先生が紹介していたのが、ハチミツに漬けたアーモンドをヨーグルトに入れて、一緒に食べるということでした。

アーモンドに含まれている食物繊維が、乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり、腸内の善玉菌を活性化させてくれるということです。

マカダミアナッツのパルミトレイン酸が肌にいい!

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マカダミアナッツには【パルミトレイン酸】という成分が含まれています。

パルミトレイン酸はもともと赤ちゃんの肌に多くあるもので、年齢を重ねるごとに減っていく物質です。
 

コラーゲンやエラスチンなど、肌に含まれている成分を、掛布団のカバーだと考えてみましょう。そして、脂肪を掛布団の中に入っている羽毛だと考えてみます。

羽毛布団を何年も何年も使い続けると、羽毛がペチャンコになってしまい、掛布団のボリュームがなくなってしまいます。そうなると、肌が弾力を失ってしまった状態になるのです。
 

この、弾力を失ってしまった肌に弾力を付けてくれるのが、パルミトレイン酸なんですね。美肌のためには、油(パルミトレイン酸)も、とっても大切なものなんです。
 

他の食材でもまかなえるの?

パルミトレイン酸は、牛肉の赤身やマグロ、ウナギなどの食材にも含まれています。

ただ、含有量がダントツで多いのがマカダミアナッツなんですね。

うなぎの7倍以上も多く、パルミトレイン酸が含まれています。
 

ナッツで肌荒れする?

街頭インタビューで、ナッツを食べ過ぎるとニキビができたり肌荒れするというイメージを持っている方が多かったです。

先生が言うには、やはり食べ過ぎには要注意とのことでした。

マカダミアナッツの場合、1日に5粒程度で十分なんだそうです。これくらいなら毎日続けられそうですね!
 

マカダミアナッツの美容オイルを肌に塗るのもいいのですが、肌の内側の脂肪に弾力を持たせたいのであれば、食べることによって体の内側へと摂取するのがいいんだそうです。

ただ、やはり食べ過ぎるとニキビができる原因にもなるそうなので、肌の調子を見ながら食べ過ぎに注意をして量を調節するようにしましょう。

クルミのオレイン酸とαリノレン酸で血管をキレイに

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クルミには、『オレイン酸』と『α-リノレン酸』が含まれています。これは血管をキレイにしてくれる働きがあるのだそうです。
 

オレイン酸やαリノレン酸には、

血管を詰まらせない
細胞の新陳代謝を促進する

・・・といった良い働きがあるので、体に良い油なんだそうです。
 

特にαリノレン酸は、他の食材に比べると、クルミに圧倒的に多く含まれています。マカダミアナッツの約47倍、アーモンドの約80倍~90倍ほども含まれています。
 

美肌への作用とは

α-リノレン酸(アルファリノレンサン)には、血栓を作りにくくする作用があります。α-リノレン酸の一部は、体内に入ると、青魚に多く含まれている油(EPAやDHA)に変化するということです。
 

例えばホースの中に石を入れますよね。

当たり前ですが、そのままだと石が詰まってしまいます。これが、血管(ホース)の中に血栓(石)が詰まった状態です。

ここにα-リノレン酸が作用すると、血管が柔らかくなって血管が自由に大きく伸びられるようになります。そうすると、ホースが大きく広がって石が通りやすくなるのです。
 

そしてオレイン酸は、血液内の悪玉コレステロールを減少させてくれます。

 

肌に栄養を届けているのは、血管であり、血管の中を流れる血液です。血管も血液も健康に保っておくことが、美肌のためには大切なことなんですね。

ちなみにクルミの場合、1日に食べる目安は10粒程度だそうです。
 

EPAやDHAを1日の摂取量(2g)摂ろうと思うと、イワシだと2尾、サバだと半身を食べなければならないそうです。

しかし、クルミであれば約10粒でいいそうなので、毎日続けるのであれば、毎日魚を食べ続けるよりは楽に続けられそうですね。
 

栄養アップの食べ方

先生オススメの食べ方は、冷奴のトッピングとして、ハチミツ漬けのクルミを乗せたものです。ハチミツに漬けることで、クルミが柔らかくなって吸収が良くなるそうです。

そして一緒に豆腐のタンパク質を摂取すると、血管にいいんだそうですよ。

 

・・・ということで、美肌とナッツの関係についてまとめてきました。

ナッツが美容にいいという話は最近よく聞くようになりましたが、ナッツの種類によって、こんなに含まれている栄養素に違いがあるんだなと言うことがよく分かりました。
 

豆とは違って調理もしなくていいですし、そのまま買って食べられて楽で続けやすそうですよね^^

私もまたスーパーなどで、ナッツコーナーを見てこよう!と思いました。
 

最後に林修先生が、ナッツは薬ではないので、それだけを食べても仕方がない、普段の食生活に付け加えるということが大事です、ということをおっしゃっていました。
 

池上彰さんの授業で紹介されていた美肌菌についてまとめました

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