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断食が肌にいい理由って?花粉症やアトピーにも効くのはなぜ?

   

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断食すると、肌にいい。・・・なんて話を聞いたことはありませんか?

最近ではダイエットとしてではなく、肌をきれいにするために断食を行う女性も増えてきています。

それに、花粉症の改善にいいとか、アトピーにいいという話もよく聞くようになりました。
 

こんな風に色んな効果があるらしい断食なんですが、「なぜ、そんなに色んな効果が得られるんだろう?」とすごく気になりまして。

それで、断食すると体にどんな変化が起こるのか、断食のメカニズムについてまとめてみました

ファスティング(断食)すると体はどうなるの?

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私たちはご飯を食べることで、身体を健康に保つための様々な栄養素を取り入れています。

でも断食というと、その真逆になりますよね。

断食は、食を絶つこと。つまりは「ご飯を食べない」ということなんですが、なぜこれが体にいいんでしょうか?

 

私たちがご飯を食べた後、それが栄養になるまでには【消化】と【吸収】という作業が行われています。

口でよくご飯を噛むのも消化の一部ですし、胃の中で更に消化された食べ物たちは、腸へと送られて「栄養素」として体の中に吸収されて行きます。

現代日本では、ほとんどの方が1日3食の生活をしていますよね。

人によっては、間食もしているかもしれません。
 

私たちが意識して消化吸収活動をしている訳じゃないので気付きにくいんですが、実はこの消化吸収にかかるエネルギーは、フルマラソンを1回走る分と同じくらいなんだとか。

それだけの力が、食べ物の消化と吸収に使われている訳なんです。

 

断食をすると、これだけ大きなエネルギーが消費されずに済みます。

しかも、胃腸を休めることも出来るんです。

それによって、さまざまな効果が出てくるんですね。
 

フルマラソン1回分のエネルギーを他のことにまわす

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先ほども言いましたが、1日3食しっかりと食べた場合、それらの食事を消化吸収するのにかかるエネルギーはフルマラソン1回分です。

この莫大なエネルギーを消化吸収に使わなくてよくなると、その分、自分の体の悪いところを治すために使うことができるんです。
 

例えば、ついつい毎日3食、お腹いっぱい食べてしまうという方の場合。

胃腸はオーバーワークにより疲労が溜まったり、食べ過ぎの場合は胃が炎症を起こしている可能性もあります。

こんな場合、断食をすることで余ったエネルギーは、胃壁の修復に使うことが出来るんです。
 

お肌の細胞も同じことです。

断食によって余ったエネルギーは、新しい肌細胞を生みさすエネルギーとして使えますし、肌のバリア機能の修復にだって使えます。
 

内臓が休める

現代では食べ物も豊富にありますから、気付かないうちに胃腸を働かせすぎている方が多いんです。

それで胃腸が疲れ気味になっても、胃薬を飲んでだましだましやり過ごしたりしがちです。
 

ですが、断食中は、消化しなくちゃいけない物が入ってきません。

ということは、365日働き詰めの胃腸が、しっかりと休めるという訳です。

胃腸だけでなく、消化吸収に関わっている他の臓器たちも一緒に休むことができるので、その間しっかりと回復に徹することができます。
 

宿便の排出でデトックス

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断食の間は、消化吸収を行わなくてよくなります。

その間にできることが「排出」です。
 

「宿便(しゅくべん)」って聞いたことありませんか?私たちの腸の中に、長い間留まり続けている便のことです。

この宿便は、断食することで体外に排出することができるんです。
 

ちなみに、ただ便が出るということではありません。体内で腐敗した物質や毒素なども、一緒に排出できるということなんです。

なので、デトックス効果があるんですね。
 

また、空腹になることで腸の蠕動運動が活発になり、便秘の改善も期待できます。

ということは、便秘によるニキビの改善も期待できるということです^^
 

免疫力が上がる

ご飯を食べていないのに、どうして?と思われるかもしれませんが、断食によって免疫力をあげることができます。

なぜかというと、短期間食事を絶つことにより細胞が刺激を受けて、新しい白血球を作り出すからなんです。

自分の体を守るために、抵抗力がアップするんですね。

 
南カリフォルニア大学で行われた研究では、3日間の断食で、免疫系全体を再生できるという結果が出たんだそうです。

免疫力が上がれば病気にもかかりにくくなりますし、花粉症などのアレルギー症状の改善にも効果があるという訳です。

プチ断食って効果あるの?

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本格的な断食となると、自分1人で行うには危険です。

私は過去に腸の病気にかかって、入院して10日間の絶食を行ったことがあるんですが、7日目にトイレに行こうとした時にカクンと力が抜けてしまい、机でアゴを強打したことがあります。

5・6日を超えると精神的にも辛くなってきますし、これは一人でやると危ないなというのを感じました。
 

そこで今流行っているのが「プチ断食」です。

朝食だけ抜く
夕食だけ抜く
半日だけ絶食
1日間だけ絶食
3日間の絶食

・・・などなど、色んなプチ断食の方法があります。
 

最近では、「週末断食」といって金曜の夜から食べる量を減らし、土曜日に絶食をして日曜日で普通食へ戻していく、という風にする方も多いんだとか。

 

このプチ断食、断食の期間が短いから効果がないかというと、そうでもないんです。

もちろん、本格的に7日~10日間の絶食を行った方が、効果は高いです。

でも、いちいち入院したりしていると大変だし、お金もかかります。
 

プチ断食は1回だけでなく、何回か定期的に行うことで効果が出てきます。

月に1度・2週間に1度というように、定期的にプチ断食を行ってみると、負担も少ないですし自分1人でも安全に断食することができます。

半日や1日だけであれば、食事を我慢することによるストレスも少なくて済みますしね^^
 

断食が肌や花粉症改善にいい理由まとめ

消化吸収に使われているエネルギーを、自己治癒(肌の細胞の修復など)に使える
胃腸が休める
腸内がきれいになる
白血球が増えて免疫力が上がる=花粉症やアレルギーなどの改善

 - お肌のお勉強, 断食