乾燥肌の洗顔方法と、洗顔料の選び方
乾燥肌なら洗顔方法には気を配りたいところですが、よく思い出してみると・・・「そもそも、なぜ洗顔しなくちゃいけないんだろう?」って、考えたことがなかったりしませんか?
今回は、なぜ洗顔をするのか・洗顔の役割について、そして洗顔方法と洗顔料の選び方についてまとめたいと思います。
そもそも、なぜ洗顔をするんだろう?
私たちは、毎日顔を洗います。
ですが、そもそもなぜ顔を洗わなければならないのでしょうか。
洗顔をする理由は、
・ 皮脂や汗を洗い流すため
・ 古くなって剥がれた角質を洗い流すため
・ 肌についたホコリや空気中の小さなごみ、汚染物質などを洗い流すため
・・・なんです。
ちなみに洗顔は夜だけでいいかというと、そういう訳でもありません。
夜ほどの洗浄力のある洗顔料は使わなくてもいいですが、朝は朝で、夜の間に出た皮脂や汗、顔についたホコリ、そして古くなった角質を洗い流すために洗顔をする必要があるんです。
私もそうだったんですが、乾燥や敏感肌が気になって朝は水洗顔で何年も過ごしていました。
でもそれだと鼻の角栓が気になってですね・・・しまいには夏に大きな角栓ができて、鼻の頭の毛穴が開いてしまいまして。
それからは朝もちゃんと洗顔をするようになったのでした。
乾燥肌さんの洗顔料の選び方
洗顔料・洗顔フォームにも色々な種類があります。
乾燥肌で気を付けたい洗顔料は、
・ 粉末の酵素タイプ
・ リキッドタイプ
・ ムースタイプ
以上3つとなります。
粉末の酵素タイプの洗顔料も最近ではよく見かけますが、酵素だから肌に優しいとは限りません。
ピーリング効果のある酵素(アミノ酸を分解する働きのある酵素)などが入っている場合、ずっと使い続けることで乾燥が激しくなってしまう場合があるので注意です。
リキッドタイプの洗顔料ですが、合成界面活性剤が多く使われていることがあります。
合成の界面活性剤は、洗浄力は高いのですが、肌に刺激が強いです。
乾燥肌の場合、肌のバリア機能が乱れていて肌が過敏になっている場合も多いです。
なので、できるだけ合成界面活性剤のみのもの・多く使われているものなどは避けた方がいいでしょう。
油分が残らずサッパリ仕上がるのもリキッドタイプの特徴なので、やはり乾燥肌にはオススメしません。
ムースタイプというのは泡で出てくるタイプの洗顔料なんですが、これには界面活性剤が多く使われている場合が多いです。
その分肌への刺激も強めになりますから、乾燥が進んで肌が敏感になっている場合は避けたいですね。
ただ、現在では合成界面活性剤を不使用のものや、色んな成分を不使用にして作られているものもあるので、そういったものは乾燥肌でも使える場合があります。
オススメの洗顔料
乾燥肌さんには、【石鹸タイプの洗顔料】【フォームタイプの洗顔料】がオススメです。
石けんは洗浄力も高すぎず、ちょうどよい洗い上がりで、肌への刺激も少なめです。
フォームタイプの場合は、しっとりタイプのものを選ぶようにするといいですね。
あと、つぶつぶ(スクラブ)の入っているものは肌に刺激があるので、それは避けましょう。
(フォームタイプ・・・一番よく見かける、チューブに入っているもの)
乾燥肌の洗顔方法
まず、顔は濡らしておきましょう。
泡立てる時は泡立てネットを使った方が、きめ細かい泡が立ちますし泡立ちも早くて便利です。
空気を含ませるようにしっかりと泡立てていきましょう。
手の平いっぱいに乗るくらいの泡があれば、顔全体を洗うことができますよ。
泡をたっぷりを顔全体に乗せ、泡を肌の上にコロコロと転がすような感じで洗いましょう。
手で強くこすらないよう注意です。
洗浄成分や泡による汚れの吸着などで、こすらなくてもちゃんと汚れは落ちますからね。
泡で洗う時間は、各洗顔料の説明書などに書かれている時間を参考にしてみて下さい。
長く洗うからよく汚れが落ちるという訳でもない(洗浄力が弱いとどんなに洗っても落ちにくい)ので、しっかり長時間洗えばいいという訳ではありません。
目安の時間よりも長く洗えば洗うほど肌に負担がかかり、乾燥もしやすくなってしまいますから注意です。
すすぎとすすぎ終わりのコツ
すすぐ時は「ぬるめのお湯」よりももう少し低めの温度の水を使うのがいいです(だいたい25度くらい)。
寒くなければ水で、寒い時期はちょっとだけぬるめの水(冷たいなと思うくらいのぬるま湯)で洗うようにしましょう。
まず、顔の中心部から外側にかけて水をかけて洗いましょう。
だいたい泡が落ちたら、髪の生え際や小鼻の脇などの細かい部分を洗い流します。
特にあごのライン・髪の生え際などは洗い残しやすいので注意です。
乾燥肌の場合、水は拭き取るよりも、濡れたまま化粧水をつける方が乾燥しません。
なので、できれば化粧水などをお風呂場の中か、お風呂を出てすぐのところに置いておいて、顔を拭かずにそのままつけるのをオススメします。
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