皮脂が多くてベタつく…それ、油性肌じゃなくて隠れ乾燥肌かも?
2015/11/15
スキンケアをするうえで、自分の肌に合ったお手入れをするということはとても大切です。
肌質というのは、年齢によっても変わりますし、季節によっても変わるもの。
なので、今の自分の肌質に合わせてスキンケアをすることが必要になってきます。
スキンケア後、少し経つとベタベタになるから油性肌だと思うんだけど、油性肌向けのスキンケアをしても全然治っていかない・・・
・・・そんな場合は、もしかしたら油性肌じゃなくて【インナードライ肌】なのかもしれません。
インナードライって?
例えば、スキンケアをして10分と立たないうちに顔が皮脂でべたべたしてくるとします。
自分では油性肌なのかな?と思って、油性肌向けのスキンケアをしますよね。
さっぱりした化粧水を使うとか、保湿力が高すぎないようなクリームをつけるとか。
・・・でも、治っていかない訳です。
なぜかというと、肌の内側が乾燥しているから。
つまり、実は油性肌なのではなく、隠れ乾燥肌(インナードライ)なのかもしれないんです。
油性肌と乾燥肌とインナードライ肌の違い
それでは、油性肌とインナードライ、そして乾燥肌とインナードライの違いを見ていきましょう。
こんなあなたは油性肌タイプ
・ 肌がテカっている
・ 朝起きると、皮脂でベタベタしている
・ 毛穴が開きやすい
・ 洗顔後すぐに皮脂がでてくる
・ 皮脂量も水分量も多め
こんなあなたは乾燥肌タイプ
・ 肌をかいたりすると、すぐ赤くなる
・ 朝起きると、肌がカサカサしている
・ 洗顔後、すぐに化粧水などを付けないでいると肌がつっぱる
・ 小ジワがある
・ 皮脂量も水分量も少ない
こんなあなたはインナードライ肌タイプ
・ 洗顔後すぐはカサつくのに、少し時間が経つと皮脂が出てベタベタし始める
・ 毛穴が開きやすい
・ ニキビができやすい
・ サッパリ系のスキンケアをしている
・ 皮脂量は多いが水分量が少ない
油性肌じゃなくてインナードライだった場合
油性肌・乾燥肌・インナードライ肌の違いは、皮脂量と肌の水分量です。
肌の内側に水分が少ない場合、肌を守ろうとして皮脂が余計に多く分泌されることがあります。
その結果、大人ニキビもできやすく皮脂も出やすいため、うっかり「自分は油性肌なんだ」と思い込みがちです。
そして保湿の少ないさっぱり系のスキンケアを続けた結果、どんどん乾燥が進んでしまった・・・という方も多いんです。
インナードライ肌さんのスキンケア
まず、油分を肌から奪うような洗顔料はやめましょう。
しっとりと洗い上がるものや、洗浄力の強すぎないものがいいです。
そして、化粧水やクリームなどは保湿成分が入っているものを選びましょう。
特に肌の内側に水分が少ないので、化粧水を何度か重ね塗りをするようにするといいですよ。
洗顔後・お風呂上がりにはタオルで顔を拭かず、水で濡れたまま化粧水をつけて肌になじませると、乾燥する前に水分を補うことができます。
化粧水をたっぷりと使ってパックをするのもオススメです。
パシャパシャ使えるくらいのプチプラ化粧水でパックをして、最後にヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分の入った化粧水をつける。
その後の乳液やクリームはいいものを使う。
・・・という風に、使い方によってアイテムを使い分けるのもいいですね。
自分はインナードライなの?油性肌なの?と分かりかねる場合は、いつも使っている化粧水を重ね付けしてみてください。
もし肌に水分が足りていないなら、化粧水を何度も重ね付けをしているうちに、肌がモッチリとしてきます(感触が変わってきます)よ。
まとめ
肌の水分は、年齢と共に減っていきます。
若い頃は油性肌だった方でも、知らないうちにインナードライになっている場合も多いです。
また、季節によって肌質が変わることもしばしば。
その時その時の自分に合わせて、しっかりとスキンケアしていきましょう。