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化粧品に配合されているセラミドの種類と、どれを選べばいいかのポイントまとめ

   

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セラミドという成分が、私たちの肌、とりわけ乾燥肌・敏感肌の方にとって重要かという記事は以前に書きましたが(⇒「乾燥肌・敏感肌に深く関係している成分○○とは?」)、

今回は、実際に化粧品に配合されているセラミドについて詳しくご紹介したいと思います。

また、「乾燥性敏感肌の場合は、どんなところに気を付けて化粧品を選べばいいか」などもまとめていきますね。

化粧品に配合されているセラミドの種類と特徴

化粧品に配合されているセラミドには、色々な種類があります。

それぞれ効果や特徴などが違ってきますので、別々に紹介していきます。

疑似セラミド(合成セラミド)

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このセラミドは石油を原料としていて、化学合成によって大量生産されているため価格が安いのが特徴です。

セラミド配合と書かれていてもかなり価格が安い化粧品の場合、この疑似セラミドが使われている場合が多いです。

分子的にセラミドに似てはいるけど別物なので、効果は薄いとされています。
 

この疑似セラミドが化粧品に使われている場合、成分表には

「ヘキサデシロキシPGヒドロキセチルヘキサデカナミド」
「N-ヒドロキシデカナミド」
「チルPGヒドロキシエチルパルミタミド」
「テトラデシロキシヒドロキシプロピル」

などといった名前で表記されています。(「~セラミド」と表示することができないため)

植物性セラミド

これは米や大豆、こんにゃく、トウモロコシ、小麦などから抽出した植物由来のセラミドです。

植物から取ったセラミドなので、人間の肌の組織とはやはり異なります。ということで、保湿力は弱めですね。
 

ただ、コンニャクから取ったセラミドはアレルゲンになりにくいため、敏感肌だったりアトピー肌の場合にはアレルギー症状も出にくくていいですね。

私も実際に使った「みんなの肌潤ろーしょん」なんかは、コンニャク由来の植物性セラミドを使っています。

確かにアトピー症状が出てるまぶたに使っても、刺激がなかったなぁ・・・
 

成分表には「植物性セラミド」とか「コメヌカスフィンゴ糖脂質」、「グルコシルセラミド」などといった名前で表示されています。

天然セラミド

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これは動物の脊髄や脳などから抽出したセラミドのことで、よく使われているのは馬由来のものですね。

特に馬由来のものは、人間の肌になじみが良いとされています。

人間と同じ哺乳類のセラミドなので、人間の皮膚にある細胞間脂質に似ていて、保湿力にも優れています。

セラミド1から7の全てを含有しています。
 

ただ、値段的にかなり高価なので、この成分が入っているとなれば化粧品の価格も高くなってしまいます。

その分、効果には期待ができるんですが・・・。
 

成分表には「セレブロシド」「ウマスフィンゴ脂質」「ビオセラミド」などと表記されています。

ヒト型セラミド(バイオセラミド)

これは、酵母を利用して作られたセラミドです。

ヒト型セラミドと呼ばれるだけあって、人間の皮膚にあるセラミドと同じ構造を持っています。
 

浸透力や保湿力も高く、肌に優しいので、私のような乾燥性敏感肌の方にオススメしたいのがこのヒト型セラミドです。

ただ、抽出にかかるコストが高かったり、化粧品に入れるには溶かすのが難しかったりするため、そんなに多くの化粧品に入っているという訳ではありません。
 

成分表には「セラミド1」「セラミド2」など、「セラミド+数字」という表示がされます。

私が実際に試したスキンケアでは、ディセンシアのアヤナス、小林製薬のヒフミド、ラ・ミューテスタイルの美肌セットなどに、このヒト型セラミドが配合されています。(この記事の最後に各感想記事へのリンク貼ってます)

乾燥性敏感肌の場合はココをチェック!

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私のように乾燥性敏感肌だったり、アトピー肌だったりする方だと、ただ保湿力があるというだけではスキンケアは選べないですよね。

まず刺激がないことが大事です。

なので・・・

○○不使用、○○フリーなどといった添加物を極力減らしているもの
アレルギーテストを実施しているもの(必ずアレルギーが起こらないという訳ではない)
公式サイトで「敏感肌の方もお使いいただけます」などの表記があるもの

・・・などを目安に選んでみるといいと思います。

 

セラミドでいうなら、刺激も低く保湿力も高いということで選ぶと、ヒト型セラミド配合のもの(成分表に「セラミド+数字」で表記されているもの)がいいと思います。
 

かなりアトピーが酷いとか、アレルギー症状が出やすいという場合は、とにかく刺激が少ないものがいいでしょうからコンニャク由来の植物性セラミドを使ったものなんかがいいと思いますね。(この場合は成分表には「コンニャク根エキス」と表記されます)

私が実際に使ったものでいうと、アトピー症状が出ていても刺激を感じなかったのは、コンニャク由来のセラミドを使った肌潤ろーしょんでしたね。

これなら秋の花粉にやられて乾燥が激しすぎる&かゆみがでる&ピリピリしやすい私の肌でも、刺激なく使えました。

 

保湿力で考えると・・・うーん、やっぱり人型セラミドを使ったアヤナスやヒフミド、ラ・ミューテなんかはやはり保湿力を強く感じましたね。

この中でどれかというと難しいですけど、使い心地がさっぱりしているのがラ・ミューテ。

使った感じがかなりこっくりしっとりしていたのがヒフミドとアヤナスですね。
 

私が実際に使った各お試しセットなどの感想をまとめておきますので、よかったら参考にしてみて下さいね^^

こんにゃくセラミド配合↓
⇒肌潤ろーしょんの感想)

ヒト型セラミド配合↓
⇒アヤナスの感想
⇒ヒフミドの感想
⇒ラ・ミューテ美肌セットの感想

 

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