汗による乾燥で肌に痒みと赤みが出たけど改善したよ!効果のあった方法
こちらは以前に書いた記事「梅雨に入ってから顔に赤みやかゆみが出るように…原因を考えてみた」の続きです。
梅雨のうちからとても暑くなり、そのせいで汗をかきまくっていた今年の6~7月。
そんな時、お風呂上がりに顔が痒くなる・赤くなるという症状が出てきて、そのうちにスキンケアをするのも大変になってしまいました。
そこで色々と原因を探った結果、どうやら汗をかきすぎたことで肌の乾燥が進み、肌がとても敏感になっていたようだという結論に辿り着きました。
そしてその後、5日ほどで何とか普通に肌のお手入れができる程度まで回復しました。
今回の記事では、「実際にこうやってみたら、赤みやかゆみが治まったよ!」という方法を、まとめていきたいと思います。
一番大事なポイント、体温上昇しないよう注意
ズバリ一番大事なポイントは、体温の上昇でした。
お肌の乾燥が進んでC繊維が肌の表面まで伸びてきてしまった肌は、痒くなりやすいんです(詳しくはこちらの記事を参照)。
体温が上がれば、かゆみをキャッチしやすくなっちゃうので、できるだけ体温が上がってしまわないように気を付けて生活をしました。
具体的に気を付けるポイントは、まず、お風呂です。
かゆみを抑えるお風呂の入り方
かゆみが酷い時だけでもいいので、お風呂では温まり過ぎないように注意しましょう。
半身浴や全身浴など、体温を深部からあげるような入り方をすると、お風呂上がりに痒くなったり赤くなったりしてしまいます。
暑い季節ということもあり、私はササッとお風呂に入っていました。
髪の毛はシャワーでは洗わず、浴槽から頭を洗い場に出す感じで、下を向いて洗いました。
シャワーで普通に前を向いた状態で洗っちゃうと、けっこうシャンプーやリンスをすすいだお湯が、顔を伝っちゃうんですよね。
それもあって、できるだけ顔にシャンプーやリンスがかからないような洗い方をしていました。
そして一番のカギは、『お風呂を出る前に冷水で顔を洗う』ことです!
これ、やるのとやらないのでは大違いでしたよ。
シャワーなどで顔に直接水を当てるのは、避けて下さいね。肌に刺激になってしまいます。優しく、そっと顔に冷水をかけてあげて下さい。
洗面器に水をはって、顔をつけるのでもいいですよ。
寝る前に痒くならないために温度管理を
そして、お風呂を出た後ですが…部屋を冷房で涼しくしておきましょう。
お風呂上がりにダーッと汗をかいちゃうと、すごく痒くなるので、汗が出ないような温度設定にしてからお風呂に入っていました。
せめて汗が出なくなるまでは、ゆったりと冷房の効いた涼しい部屋で過ごしましょう。
スキンケアをする時にも、汗が混じってしまわないのでよかったです。
また、お風呂上がり以外の時間帯ですが…やはりダラダラ汗をかくような暑さの中にずっといると、汗による乾燥が酷くなってしまいました。
寝ている間に汗をかいてしまってかゆくなる・赤くなる場合は、ゆるく冷房をかけて布団をしっかりかぶって眠るとか、ドアを開けてゆるめに冷房をかけるなどして、風邪をひかないよう気を付けつつ取り組んでみてください。
第2のポイント、乾燥を防いで保湿する
かゆみをキャッチしてしまうC繊維という神経細胞は、肌が乾燥すると表面まで伸びてきてしまい、余計にかゆみを感じやすくなってしまいます。
そこで、顔に赤みやかゆみの出ている間は、スキンケアの量を多めにして、しっかりと保湿をしました。
いつも通りの塗り方ではなく、とにかく気を付けて、そぉーっと塗っていました。コットンは使わず、手の平を使った方が肌への刺激が少ないです。
スキンケアのローションやクリームをのせて、そーっと手の平を移動させます。
少しでもこすれちゃうとかゆみが出たので、お風呂上がりのお肌のお手入れは特に気を付けてやっていました。
ちなみにどの化粧品を使っても痒い時は、私は「みんなの肌潤ろーしょん」という化粧水を使っています(肌潤ろーしょんの感想記事はこちら)。
また、ちょっと痒いなぁと思っても、絶対にかかないようにして下さいね。
かいてしまうと肌バリアが余計に壊れるだけでなく、どんどんかゆみをキャッチしてしまって抑えられなくなってしまいます。
かゆい時は冷やすかステロイドを
どうしても「かゆい!」という時は、保冷材などで冷やして下さい。
かゆみより、冷たさの方が感じやすく出来ているので、冷たさを感じれば自然とかゆみを感じなくなります。
ただし、顔全体が痒い・赤い、我慢できないくらいずっとかゆいという場合は、皮膚科へ行くことをオススメします。
私もかゆみが酷い部分がある時は、そこだけ皮膚科で処方して貰ったステロイド軟膏を塗って対処しています。
朝のスキンケアのコツ
朝はかゆみの酷い間だけ、できるだけ肌に刺激を与えないということで、水洗顔にしていました。
朝のスキンケアも、いつもより量多めで、しっかり保湿をしました。
量多めとは言っても、かゆみや赤みの出るところだけをしっかり保湿しておけば、それ以外の無症状の場所はいつも通りのスキンケアで大丈夫です。
あと、朝のお肌のお手入れの間も、冷房を入れて汗をかかないようにしていました。
肌への刺激を排除、クレンジングはやめる
クレンジング剤は、やはり肌に大きい負担をかけてしまいます。
シートタイプとオイルタイプのクレンジングは、刺激が強いので避けた方がいいです。せめてミルクタイプのクレンジングに変えるなどしてみましょう。
一番いいのは、クレンジングを使うのをやめることです。赤みやかゆみの出ている間だけでも、出来れば頑張りたいですね。
とはいえメイクをしないわけにはいかない…という場合は、ミネラルメイクがいいですよ。
石鹸だけで落とせるので、肌にかかる負担を軽減することができます。
日焼け止めとして使えるミネラルファンデーションも出ていますから、日焼け止めもかねてミネラルファンデーションを使用するのがオススメです。
ただ、もし家から出ない日があるなら、出来ればノーメイクで過ごしたいですね。
私も1日だけ完全ノーメイクで過ごしましたが、やはり肌に負担がかからず、かゆみもたった1日だけでかなり改善されました。
ちなみに紫外線A波はガラスもすり抜けて到達するので、窓には紫外線カットの機能のあるカーテンをかけておくといいですよ。
「紫外線○○%カット」などと書いて売られているので、できるだけ効果の高いものを選びたいですね。
また、肌に刺激を与えないという意味で、髪の毛はくくっておくようにしましょう。
短い場合はピンやヘアーバンドなどを使って、顔(特に症状の出ている部分)に髪の毛が触れないように気を付けてください。
また、洗い流さないトリートメントなどを付けている場合、寝ている場合にその髪の毛が顔に触れてしまう場合があります。
私がまさにそうだったんですが、髪用トリートメントが顔につくと痒いんですよね。
症状が治まるまでは、洗い流すタイプのトリートメントやコンディショナーを使い、髪の毛にはお風呂上がりには何もつけないようにしておくといいですよ。
汗はティッシュで拭くと肌に優しい
汗はハンドタオルよりも、ティッシュで拭くのが一番良かったです。タオルより、肌に刺激がないんですよね。
顔が痒い時はタオルで軽く抑えるだけでもかゆみを感じていたのですが、ティッシュをそっと乗せるような感じで汗を拭くようにすると、かゆみが出なかったです。
それから、メイクブラシやパフも汗を吸うので、こまめに洗うように気を付けてください。
私は肌が痒い間は、毎日洗っていました。とはいえミネラルメイクなので、石けんですぐにキレイになって洗うこと自体は大変ではなかったです。
夏の暑さで次の日の朝には乾いていて使えたので、夕方に洗って翌朝キレイなパフやブラシを使う、という感じでした。
数日後には効果が出ました
これらの対処法をやってみて、有難いことに4,5日で効果が出てきました。
肌潤ろーしょん以外のスキンケアも使えるようになったり、お風呂を出た後の顔の赤みも引いてきて、かゆみも治まってきました。
6日後以降も、まだ顔の一部に赤いところがあったんですが、かゆみは治まっていたので引っ掻いてしまうこともなく、そのまま徐々に赤みも消えてきましたよ。
まずはかゆみをなんとかしよう!ということで対処してきましたが、うまくいってよかったです^^
同じような悩みの方がいたら、参考にしてみて下さいね。